遠く天と地とを見おろされる。
主は、はるか下の天と地を、身をかがめて眺めては、
なお、低く下って天と地を御覧になる。
目を下ろして見なければ 空や地なんて見えやしない 高い所にいる神だ!
見よ、神はその聖なる者にすら信を置かれない、 もろもろの天も彼の目には清くない。
彼は地の果までもみそなわし、 天が下を見きわめられるからだ。
見よ、彼はそのしもべをさえ頼みとせず、 その天使をも誤れる者とみなされる。
主はその聖なる宮にいまし、主のみくらは天にあり、 その目は人の子らをみそなわし、 そのまぶたは人の子らを調べられる。
主は高くいらせられるが低い者をかえりみられる。 しかし高ぶる者を遠くから知られる。
そのおられる所から 地に住むすべての人をながめられる。
いと高く、いと上なる者、とこしえに住む者、 その名を聖ととなえられる者がこう言われる、 「わたしは高く、聖なる所に住み、 また心砕けて、へりくだる者と共に住み、 へりくだる者の霊をいかし、 砕けたる者の心をいかす。
その上にセラピムが立ち、おのおの六つの翼をもっていた。その二つをもって顔をおおい、二つをもって足をおおい、二つをもって飛びかけり、
主は言われる、 「わが手はすべてこれらの物を造った。 これらの物はことごとくわたしのものである。 しかし、わたしが顧みる人はこれである。 すなわち、へりくだって心悔い、 わが言葉に恐れおののく者である。